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サーフィン波予想の方法、いい波を当てる為の6つのチェック項目解説

波予想して当てた無人のいい波 サーフィン
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サーフィンの波予想ってみなさんどうなされていますか?

まずは有料の波予想アプリ、BCMや波伝説を利用されている方も多いと思います。

また、現在は無料の気象情報や波予想サイトなども充実してきており、そのような無料サイトでも十分に波予想出来る環境になってきております。

そこでこの記事では、無料で取得できる情報でいい波を当てる知識を解説していきたいと思います。

特に、最近サーフィンを始めた初心者の方や、有料アプリを卒業したいと思っている方は要チェックの内容となっておりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

いい波を当てる為の基礎知識とチェックするべき項目

まず、いい波を当てる為には基礎知識が必要となります。

そして、もうひとつ経験値が必要となります。

ここでは、基礎知識とチェックするべき項目、私の経験から得た知識を紹介してきます。

はるか沖合の風が波を発生させる

基礎知識として、波を立たせるには風、という事を理解してください。

まず、海上に風が吹く事で、海面が波立ちます。

そこで、波立ったものが海面を伝わり、その過程でウネリへと変化していきます。

そのうねりが岸まで届いた時、ブレイクする事で波に乗る事が出来ます。

波が発生した時の小さなうねりは、海面を伝わる時間が長ければ長いほど、ひとつのウネリへとまとまり、大きなまとまったウネリへとなります。

逆に、海面を伝わる時間が短い場合は、まとまる前に岸まで届き、ばらばらなままブレイクしてしまう事になります。

要するに、波数が多いぐちゃぐちゃな波です。

それを踏まえると、波を語る上で、もっとも重要なのが風という事が分かると思います。

付け加えると、沖合のどこでどれだけ吹いた風で発生した波が岸まで届いてブレイクするのか、これを考えればうねりのクオリティがわかるようになります。

例えば、

Windy: Wind map & weather forecastから引用
Windy: Wind map & weather forecastから引用

画像は沖合の風とウネリを表したものです。

黄〇で発生したウネリが陸へと届きます。

一番上矢印はウネリが発生してすぐに陸へとたどり着きます。

このようなウネリは、まとまらずに陸へと到着し、ばらけた波になってしまいます。

逆に、一番下矢印のように、陸へたどり着くまで時間がかかる方が、まとまった大きなウネリへとなりサーフィンに適したウネリへとなります。

要すると、どこで発生したウネリが届くのか、という事を風予報を見て予測する事が重要となります。

波高のチェック

Windy: 東洋町 での波と潮汐の予報から引用

波の高さの指標で、波高といものがあります。

波高で判断出来る事は波の大きさです。

ここでは、ビーチブレイクで考えてみましょう。

例えば、波高0.5m場合、ヒザ~コシ

     1.0mの場合、ムネ~アタマ

     1.5mの場合、アタマ~アタマオーバー

おおよそ、このように判断できます。

仮に、リーフブレイクでサーフィンする場合は、1,2サイズダウンすると考えればいいでしょう。

自分が乗りたいサイズの波を、波高をチェックして判断しましょう。

風の向きと強さ、サーフポイントの向きのチェック

Windy: 東洋町 での波と潮汐の予報から引用

風向きとサーフポイントの向きのチェックをしましょう。

最初にお伝えしたいのが、サーフポイントの向きに対して風の向きを表現するサーフィン用語にオンショアオフショアという言葉があります。

オンショアは、サーフポイントに対して、沖方面から陸方面へ吹く風の事を言い、逆にオフショアは、陸から沖へ吹く風の事をいいます。

基本的にオンショアの風は、海面を乱すためサーフィンには適しませんが、ゆるいオンショア(風速5mまで)の場合は、サーフィンは出来るコンデションとなります。

逆にオフショアは、海面がキレイに整うためサーフィンに適した波になりやすいですが、オフショアが強すぎると風に煽られて波に乗りずらくなってしまいます。

また、サーフポイントに対して横、左右に吹く風の事をサイドショアといい、沖から陸に斜めに吹く風を、サイドオン、陸から沖へ斜めに吹く風をサイドオフといいます。

一般的にいい波になりやすいと言われているの風の条件は、無風~ゆるいオフショア(風速5mまで)といわれています。

波高や波の大きさよりも、この風向きと風の強さを注意してサーフポイントを選ぶ事がいい波を当てる為に最も重要となります。

それだけ、風というものが波に与える影響が大きいという事を覚えておいて下さい。

大事なのでもう一度言います。

要するに、その日の風向き強さをチェックし、無風からゆるいオフショアになるようなポイントを選んぶという事がいい波を当てる為の一番の近道となります。

波向きとサーフポイントの向きのチェック

Windy: 東洋町 での波と潮汐の予報から引用

波の向き、うねりがどの方向から来るのかをチェックしましょう。

サーフポイントの向きに対して、まっすぐウネリが入ってくる場合はウネリをダイレクトの受けるため、サイズとパワーのある波が期待出来ます。

逆に、サーフポイントの向きに対して左右方向からうねりを受ける場合、ウネリを受けにくくなり、サイズとパワーがない波となります。

例えば、波高1.0m~1.5mで、ムネ~アタマサイズのコンデションの場合、ウネリをダイレクトに受けるポイントは、サイズもパワーもある波で中級者~上級者向けのハードコンデションとなります。

このような時に、初心者サーファーが、もう少し小さい波でサーフィンをしたいと考えた場合、ウネリの受けにくい向きのポイントをチェックしてみると良いでしょう。

コシ~のサイズで、いい波が見つかるかもしれません。

また、波数が多くウネリがまとまっていない場合も、ウネリを受けにくいポイントはウネリがまとまっている事が多いです。

このように、ウネリの向きとサーフポイント向きとをチェックする事でいい波に当たる確率も上げる事が出来ます。

波周期のチェック

Windy: 東洋町 での波と潮汐の予報から引用

波周期は、1つの波が通過してから次の波が到達するまでの時間を秒数で表しています。

波周期の短い波(~6秒)の場合、波の間隔が比較的近くにあり、波同士が密集しています。

こういった波はまとまりがないパワーも少なく、サイズも小さい波が多くなります。

波周期が長い波(7秒~)場合は、波同士の間隔が広くウネリがまとまった状態となります。

このような波はパワーとサイズが上がり、サーフィンに適した波となる事が多いです。

基本的には波周期の長い波の方が、サーフィンに適した波になります。

ただし、波周期が上がりウネリがまとまると、横に繋がったウネリで入ってくるので、ワイドブレイクになる事もあります。

サーフポイントの地形と潮汐にも左右されますが、注意ポイントとして覚えておくと良いでしょう。

潮汐をタイドグラフでチェック

潮汐は潮の干満の事を言います。

満潮時に潮位が高くなり海面が上がり、逆に干潮時は、潮位が低くなり海面が下がる事になります。

すると、この潮位の動きによって水深が変わり、波質が変化します。

加えて、太平洋は潮の干満が大きく、潮の影響を大きく受けます。

ですから、太平洋側のポイントでは、特に重要な指標となります。

またポイントによっては、満潮時がいいポイント、干潮時がいいポイントとまちまちです。

日本海側のポイントは多少の影響はありますが、干満の差が太平洋に比べてあまりありません。

そのため、日本海側のポイントに関しては、そこまで気しなくても良い場合が多いです。

また、潮の満ち引きの動きによっても波質が変わります。

潮位が低い所から満ち込んでくる場合は、波の水量が多くなり、パワーが出てサイズが上がる事があります。

逆に、満潮から引いていく場合は、薄っぺらい波になりパワーがなくなってしまします。

また一般的には潮位が動いている時間帯にいい波になると言われています。

満潮時と干潮時を避けるのがセオリーとなります。

ですので、その日の潮位の動きをタイドグラフでチェックし、良い時間帯を選んでサーフィンするようにしましょう。

サーフポイントの地形について

最後にサーフポイントの地形についてお話します。

ビーチブレイクのサーフポイントでは、波や潮の流れによって海底の砂が移動し、海底の地形は常に変化しています。

その海底の地形は、波のブレイクの仕方について大きく影響します。

遠浅のサーフポイントでは、常に波はブレイクしますが、ドン深の地形の場合は、波がブレイクしにくくなってしまします。

基本的には遠浅の浅い地形のポイントがいい波がブレイクしやすいです。

また、テトラや防波堤、岩などの近くには砂が集まりやすくいい波がブレイクする事があります。

ですが、防波堤などは沖へのカレントが発生しやすいので、注意も必要となります。

サーフィン仲間で繋がり、地形の情報交換など出来るといい波を当てる事が出来るでしょう。

無料波予想アプリと天気予報を駆使する

今まで説明してきた情報を集められる無料アプリとサイトを紹介したっ記事はこちら。

Windy海天気.JPGPV気象予報、この3つのサイトと、上記で解説してきた事を参考に、自分自身で波予想してみましょう。

最初は、思った予想とは違う事もあるかもしれません。

ですが、そこから学び経験を積む事でいい波を当てる事が出来るようになるんです。

また、現在ではSNSで情報なども手軽に集める事が出来ます。

今では、サーフポイント近くのサーフショップがSNSに情報を上げてくれている事も増えてきました。

そこで、日頃からアンテナを張ってそういった情報を集める事でいい波に巡り合える確率もグンとあがるでしょう。

そして、最後に実際に海に行く事が重要となります。

正直なところ、予想だけして海に行かないのは、あまり意味がありません。

実は、海は予報や予想に当てはまる事も少ないです。

良い予報で海に行っても、いい波じゃない事もありますし、悪い予報でもいい波に巡り合う事もあります。

とにかく、予想して、行動して、学ぶ、という事の繰り返しで経験値を積むと自信を持って波を予想できるようになるでしょう。

私もたまに、Xで波予想や波情報を発信しているので、ぜひフォローお願いします。

それでは、みんなでいい波乗りましょう。

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