サーフィンの基本中の基本、パドリングについて波乗りマンが解説していきます。
パドリングを制するものは、サーフィンを制す！？
よく聞かれるであろうこの言葉、おっさん的考えを述べますと、たくさん波に乗ってサーフィンを楽しむと考えると間違いなく正しい考え方だと思います。ただサーフィンというスポーツは波に乗るだけではない、自然を感じる、人と繋がる、旅に出てその土地の文化を感じる他たくさんの魅力があります。あ、話がズレてしまいましたが、海に行くことが楽しいと感じ、その１日が笑顔で充実感を得れればそれがその人によってサーフィンを制することだと考えます。自分は１日サーフィンをやりきり、晩酌でビールを飲んだ時、充実感と幸せな気持ちがあふれ出します。皆さんはサーフィン制す、事に関してどう思いますか？
初心者が意識すべきポイントとは？
スッテプ①漕いで漕いで漕ぎまくれ！！
とりあえず漕ぐ(笑)これに尽きます。経験の浅い内はサーフボード不安定差と海面の揺れでバランスをとるのが難しいです。これはもうとりあえずやって体をなれさすしかありません。波待ちもそうですが、やっていくうちに体幹が鍛えられ出来るようになります。体育会系的な考え方ですが、サーフィンというスポーツは体で覚えていくことが上達のカギになります。たくさんチャレンジし、たくさん失敗し、そこから学ぶ事が出来れば早く上達出来ます。スープでのサーフィンを早めに卒業し、出来るだけアウトに出ていくようにしましょう。
スッテプ②基本姿勢
サーフボードの出来るだけ前の乗りながら水平に保ち、体の重心をサーフボードにしっかり乗せる、ぶっちゃけこれが出来ればなんでもいいんです。
ポイントを解説します。
・胸を反って足を閉じ、サーフボードの出来るだけ前に乗る
・ミゾウチお腹、もも膝でサーフボードをおさえる（股間、お尻あたりは少し浮く状態、腹筋に力をいれる）
サーフボードの出来るだけ前の乗りながら水平に保ち、体の重心をサーフボードにしっかり乗せる。これをしっかり意識することが大事になります。
ポイントとしてワックスをサーフボード全体にしっかり塗る事です。よく乗る時のスタンスの箇所だけに塗る人を見ますが、おすすめしません。パドリング時のミゾウチお腹、もも膝あたりにもしっかり塗る事で、サーフボードをおさえやすくなります。
ステップ③漕ぎ方
体の重心がブレない漕ぎ方をすることです。基本姿勢でサーフボードに乗せた重心がブレてしまうとバランスが崩れ失速の原因になります。後、出来るだけ前に乗ってパドリングするための、ポイントがあるので解説します。
・腕を伸ばしすぎない
・入りは浅く、徐々に深く真下に漕ぐイメージ（これによりノーズが沈みにくくなり、前に乗る事が出来る）
・水圧をしっかり感じる
・ブレないところの最後まで漕ぐ
・上体を動かさない
このあたりを意識してください。大事なのは体の重心がブレないようにし、どれだけ推進力を得れるかです。
まとめ
いかがだったでしょうか？今回はパドリングについて書いてみました。ポイント自体はシンプルです。よいパドリングがしっかり出来れば、テイクオフするにも有利になり、波にもたくさん乗れるようになります。初級者向けに書きましたが、中級者の方も気付きのある内容になっていると思いますので、皆さんが１本でも自分にとって最高の波に乗れ、サーフィンライフが豊になればいいなと思っております。コメント、質問もお待ちしております。自分のわかる範囲でお答えさせて頂きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
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