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ランクル250車中泊DIYエコフローのオルタネーターチャージャー取り付け

エコフローオルタネーターチャージャー取り付けDIY ランドクルーザー250
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近年、アウトドアや車中泊の人気が高まり、多くのランクルオーナーが車内での快適な生活環境づくりに取り組んでいます。

最近その中でも注目を集めているのが、EcoFlow(エコフロー)のオルタネーターチャージャーの導入です。

このチャージャーは、走行中に車のオルタネーターから電力を効率よくポータブル電源に充電できる便利なアイテム。

車中泊中でも電子機器の電力不足を心配せず、快適に過ごすことができます。

この記事では、ランクル250への取り付け方法をDIYでわかりやすく解説しつつ、取り付けに必要な道具や注意点などを詳しく解説します。

車中泊の電源確保に悩んでいる方や、車中泊環境をグレードアップしたい方は必見です。

エコフロー・オルタネーターチャージャーとは?

エコフローが提供する「オルタネーターチャージャー」は、車両のオルタネーター(発電機)からポータブル電源に直接電力を供給するための装置です。

以下のようなメリットがあります。

✅ 走行中にポータブル電源を自動急速充電
✅ 太陽光がなくても安定した発電が可能
✅ バッテリー上がりを防ぐ安全設計
✅ エコフローDELTAシリーズなどとの相性抜群

これにより、サブバッテリーを積まずとも長距離移動や車中泊の電力問題が大幅に軽減されます。

ポータブルバッテリー+オルタネーターチャージャーに電気製品を駆使して気候の厳しい夏や冬でも快適に車中泊を楽しむ事が出来るでしょう。

エコフローオルタネーターチャージャーの選び方

現在エコフローオルタネーターチャージャーは、500Wモデル800Wモデルの2つのモデルが用意されています。

では、どちらのモデルを選べば良いのか製品の特長を簡単に説明します。

500Wモデルの特徴

項目内容
最大出力500W
入力電圧12V車対応
充電時間の目安1kWh:約2.4時間で満充電(走行充電)
重量1.6㎏
対応バッテリーDELTAシリーズ、RIVERシリーズ、他社製品
接続ポートXT60(充電モードのみ、他社製品対応) XT150(別売り、逆充電メンテナンスモード対応)
設置バッテリー直結

おすすめユーザー: 軽キャンパーや短時間の充電用途、12V車での使用がメインの方。


800Wモデルの特徴

項目内容
最大出力800W
入力電圧12Vおよび24V車対応(※要確認)
充電時間の目安1kWh:約1.3時間で満充電
重量2.3㎏
対応バッテリーDELTA2、DELTA Max、DELTA Proなど
接続ポートXT150(逆充電、メンテナンスモード対応)
XT60(別売り、他社製品対応)
設置バッテリー直結

おすすめユーザー: ハイエース、ランドクルーザー250などの大型車や、複数人での車中泊を想定した長時間の使用に最適。


✅ どちらを選ぶべき?

  • 500Wモデル:バッテリー容量が1000までものを使用、日帰り車中泊や短期間キャンプが中心の方に最適。
  • 800Wモデル:頻繁に長距離移動や長期車中泊を行う方、電気使用量が多い方におすすめ。

※接続ケーブル(XT60、XT150)によって充電出来るバッテリーや使える機能が違うので注意。(500WモデルはXT60付属800WモデルはXT150付属
付属されていないケーブルを使用したい場合は、ケーブルを別途購入する事で使用可能となる。

エコフローオルタネーターチャージャーの取り付け

ここからは本題のオルターネーターチャージャーの取り付け方を解説していきます。

取り付けに必要な道具と準備

DIYで取り付ける前に、以下の道具とパーツを準備しましょう。

必要なもの:

  • EcoFlow オルタネーターチャージャー本体
  • ポータブルバッテリー(EcoFlow推奨)
  • ヒューズ付き電源ケーブル(適切な長さ)
  • 絶縁テープ
  • スパナ
  • 内装ばらし
  • 配線通し
  • 養生テープ
  • ハサミ・カッター

※オルタネーターチャージャーにケーブル類は付属されています。

取り付け手順

取り付け手順を解説します。

1.ボンネットを開ける

まず、ボンネットを開けてバッテリーの位置を確認します。

そのままだと確認しずらいですが、バッテリー裏に太い配線が車内に引かれている大きめ穴があります。

そこからオルタネーターチャージャーのケーブルを車内から配線します。

2.助手席下内装をばらす

ランクル250助手席下
グローブボックス下のパネルを外したところ

バッテリー裏の配線がと助手席の足元に繋がっている為、助手席下をバラします。

グローブボックス下のパネル外し、カーペットをめくると奥に線がボンネット内に配線されているグロメットを確認できます。

ランクル250配線用グロメット
カーペットをめくると既存の配線が通るグロメットを確認できる

3.配線が通っているグロメットに切り込みを入れる

オルタネーターチャージャーのケーブルは太く硬いため、そのままだとがケーブル通りません。

既存の配線が通っているグロメットにハサミとカッターで切り込みを入れ、ケーブルが通るスペースを確保します。

この時、既存の配線を傷付けないに慎重に作業しましょう。

ランクル250配線用グロメット加工
配線を傷付けないように慎重に切り込みを入れる

4.配線通しを通す

オルタネーターチャージャーのケーブルが通るスペースを確保したら、配線通しを通してボンネット内に繋がる事を確認します。

6.車内からボンネットへケーブルを引き込む

オルタネーターチャージャー配線
途中で引っ掛からないようにビニールテープで固定する

車内側からオルタネーターチャージャーのバッテリー接続側のケーブルをボンネット内に引き込みます。

接続端子を傷付けない、また通りやすくするためにあらかじめテープで固定しておくと良いでしょう。

オルタネーターチャージャー配線
バッテリー裏から下にケーブルが出てくる

7.ケーブルにヒューズを付ける

ボンネット内に通ったケーブルのプラス端子側に付属のヒューズボックスを接続します。

ヒューズボックス
+端子ケーブルの間に付属のヒューズを割り込ませる

8.配線の取り回しとバッテリーへ接続

配線の取り回し、ヒューズボックスの固定位置をを決め、オルタネーターチャージャーのケーブルをバッテリーと接続します。

バッテリーから線を外す時はマイナス端子を外してから、プラス端子を外します。

逆につなぐ時は、プラス端子からつなぎ、次にマイナス端子をつなぎます。

外した端子はボディなどの接触でショートさせないように、絶縁テープなどで保護しておきましょう。

※オルタネーターチャージャーのケーブルを接続するとバッテリー端子のカバーにケーブルが干渉するため、カバーの加工が必要となる。

9.本体の設置と車内の配線

本体の設置場所決め、車内の配線処理をします。

ケーブルはサイドシルのパネル下を通すのがおすすめ。

本体とポータブルバッテリーの接続するケーブルは長くない為、ポータブルバッテリーの置き場所も考慮して本体の設置場所を決めましょう。

ランクル250内装ばらし
サイドシルパネルを外したところ
ランクル250内装ばらし
Bピラー下部を外したところ

10.本体に接続、動作確認

本体にケーブルを接続、さらにポータブルバッテリーに接続します。

最後に正常に作動するか確認を行います。

エコフローオルタネーターチャージャー取り付けDIY

注意点・補足

  • グロメットの加工:ハサミやカッターで既存の線やケーブルを傷付けないように注意する。
  • 配線作業:オルタネーターチャージャーのケーブルは、硬くて太く扱いにくいが慎重に作業する事。特にバッテリー付近の作業はショートさせないように慎重に作業する事。
  • バッテリーの取り扱い:端子の外す順番に注意。(外す時 マイナス→プラス 付ける時 プラス→マイナス)
  • 内装パネルの破損:内装をばらす時のパネルの破損に注意。必ず内装ばらしの工具を使用し、パネルは真っすぐ引っ張って外す。
  • ヒューズボックス設置:必ずヒューズボックスを使用する事。また固定を確実に行う事。

ベストな配線の引き込み方ついて

いろいろ模索し迷った結果、最終的には電装屋に確認をとった所、バッテリー裏から助手席と回答をもらいました。

おそらく一番簡単で安全な配線ルートでしょう。

本体の設置場所

ポータブルバッテリーを荷室に置く場合、オルタネーターチャージャー本体も荷室に置く必要があるでしょう。

その場合は、綺麗に配線をするのに助手席と2列目サイドシルパネル、Bピラー下とシートベルトを外す必要があります。

サイドシルパネル外し方:真上に垂直に引っ張る(ツメ固定のみ)

Bピラーの外し方:シートベルト下固定部のカバーをめくる→見えたボルトを外す→パネルを外す


6. まとめ

エコフロー・オルタネーターチャージャーは、車中泊をより快適に、そして安心して楽しむための最適な電力ソリューションです。

ランクル250の広い室内空間と優れた走行性能に、電力供給の安心感が加われば、車中泊ライフは一段と快適になります。

DIYでの取り付けは少し手間はかかりますが、その分コストを抑えられ、カスタマイズの楽しさも味わえるでしょう。

この記事を参考に、自分だけの快適車中泊環境を構築してみてください。

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