サーフィンを初めて誰もが苦戦するテイクオフ、波乗りマン流テイクオフ法を解説していきます。
テイクオフの重要性
サーフィンを楽しむためには波に乗らないといけない、そのためには、テイクオフをマスターしなければいけません。
実は、上級者であっても完璧なテイクオフが出来ている人はそういません。
まずは、初心者の方向けに少しでも波に乗れる回数が増えるように、僕の経験からお話しますので参考にしてください。
波選び
まず初めに、海に入る前の波チェックが重要なポイントになります。
ここで、自分の乗れる波をしっかり選び、サーフィンしましょう。
ピークのサーファーの人数や、波数、サイズなど、波選びのポイントを解説します。
波のブレイクを見る
テイクオフは波のブレイクに合わせてテイクオフします。
なので、この波のブレイクの仕方によってテイクオフのしやすさが変わってきます。
その時、重要なのはパワーのある波を選ぶということです。
ブレイクの間がある波を選ぶ
波が徐々に反り立ってきた時、波がブレイクするまでの間、これがテイクオフする時の間になります。
この間の時間がある分、テイクオフの時に余裕が出来る事は分かると思います。
そういうブレイクの間が波を選ぶとテイクオフがしやすくなります。
この間が早い波は素早い動作が必要なり、タイミングを合わす事が難しくなります。
オフショアの時が間のある波になりやすく、オンショアになると、早く崩れてしまう事が多くなるので注意しましょう。
パワーのある波を選ぶ
波のパワーはスープの量で判断する事が出来ます。
波がブレイクした時のスープの量を確認してください。
スープが大きく長く続く波はパワーが有り、そのような波を選ぶと、波のパワーを受けやすくテイクオフしやすくなります。
逆にブレイクした後すぐにスープが無くなったり、波の上っ面だけ割れて、ダラダラ小さく割れる波はパワーがないため、難しくなるので注意しましょう。
ボトムのある波を選ぶ
波のボトム、巻き上げがしっかりしている波はパワーがあります。
ボトムのある波を選ぶと波のパワーを利用しテイクオフしやすくなります。
テイクオフの練習に割り切った波
波のいいピークには必ずたくさんのサーファーが集まります。
特に初心者の方は上級者やローカルの中でなかなか波に乗れないと思います。
気を使ったり、トラブルに巻き込まれた方もいると思います。
そういう時は、気を使わず練習できるところに移動することをお勧めします。
ピークが定まらないビーチブレイク
メジャーな広いビーチブレイクのポイントや、遠浅が続くビーチなどでよくみられるあちこちで波がブレイクしているポイントがあります。
ぱっと見あまりよくないと思うと思いますが、そういうポイントは逆に人がばらけ、チャンスがあります。
その中から波を選び、波のブレイク、パワーを見極めポジションを取りましょう。
人が集まらない場所でも乗れる波は割れていることが多いので、細かくチェックする事が必要になります。
ワイドブレイク、ダンパーを狙え？
ワイドなブレイク、ダンパーの波はポジションが重なりにくいので、数を乗りたい場合は狙ってみてもいいと思います。
特にテイクオフの練習に割り切るなら積極的に狙ってみましょう。
乗る本数が増え、確実に成果に繋がります。
テイクオフのテクニック
テイクオフの早さはサーフボードや浮力だけでは決まりません。
サーファーの技量で滑り出しの早さが変わります。
その理屈を解説します。
サーフボードを理解し、浮力を活かす
サーフボードには波のパワーを受けやすい場所があります。
自分のサーフボードを観察してみましょう。
サーフボードの幅と厚みが一番ある箇所、そこに自分の体重をしっかりと荷重します。
すると、波とサーフボードに反発が生まれスピードが出ます。
これはパドルからテイクオフ、ライディングまで常にスピードをつけるための理屈になるので、なるべく意識してサーフィンすることをお勧めします。
パドリング
テイクオフはパドリングがめちゃくちゃ大事です。
下にリンク張ってるのでまずはパドリングの基本を勉強してみましょう。
テイクオフの時には、体全体でサーフボードを水平に押さえ込んで荷重をかけます。
これによって波のパワーを受けやすくなって、滑り出しが早くなります。
適正浮力の板に乗り、荷重をかけてスピードをつける事をマスターしましょう。 
まとめ
テイクオフの知識編を解説しました。
波乗りの知識や理屈を理解する事でサーフィンの上達スピードがグンと変わるので、解説したことを意識してサーフィンしてみましょう。
まずはトライ＆エラーが大事なので自分が波の乗れる場所を探して、サーフィンする事をお勧めします。
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